「お手伝いをしたら、ほめられた!」
「イタズラをしたら、怒られた…」
——そんなふうに、“自分の行動のあとに起きたこと”で「またやろう」「もうやめよう」って思ったこと、ない?
それ、じつは心理学で言う「オペラント条件づけ」という学びのしくみなんだよ。
今日は、そんな「オペラント条件づけ」を、
やさしく、ゆる〜く、解説していくよ🍙
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世界一カンタンに説明するよ!
まずはカンタンに!「オペラント条件づけ」とは?
「オペラント条件づけ」とは、
なにかをした“あと”に、うれしいことやイヤなことがあると、「またやる」か「やめる」かを学ぶことだよ。

つまりどういうこと?
もうちょっとくわしく!「オペラント条件づけ」とは?
オペラント条件づけとは、
「行動のあとに起きたこと」で、次の行動が変わる学習のこと!
たとえば——
- お手伝いをして「ありがとう!」って言われた → またやろう!
- イタズラして「こらっ!」って怒られた → もうやめとこう…
こんなふうに、「やったことのあとに起きたこと」が、次の行動にかかわってくるんだよ。

ここからは、「オペラント条件づけ」がどんなふうに研究されてきたのか、
実験や法則をまじえて紹介していくよ!
ソーンダイクと「問題箱」
オペラント条件づけを、いちばん最初に調べたのはソーンダイクという心理学の先生。
彼は「問題箱」っていう仕掛けのついた箱を作って、その中におなかをすかせたネコを入れたんだ。

ネコははじめ、どうすれば箱から出られるのかがわからなくて、
ウロウロしたり、鳴いたりしてたんだけど——
あるときたまたまひもを引いたら、外に出られてエサが食べられた!
何回かくり返すうちに、ネコはだんだんすぐにひもを引けるようになって、箱から出るのが早くなったんだ。
このことから、ソーンダイクは「うまくいった行動は、またやるようになる」っていう法則を見つけたよ。
効果の法則(こうかのほうそく)
ソーンダイクは、このネコの行動の変化を「効果の法則」って名前でまとめたよ。
- うまくいったら(=満足したら)その行動はまたやる
- うまくいかなかったら(=不満足だったら)その行動はやらなくなる
- うれしさ・つらさが大きいほど、行動の変化も大きくなる
つまり、「あとにどんなことが起きたか」がすっごく大事ってことだね!
スキナーと「スキナー箱」
そのあと、スキナーという先生が、もっと自由に行動できる「スキナー箱」を作って研究したよ。
ネズミを箱の中に入れて、「レバーを押すとエサが出る」ようにしたら、ネズミはだんだんレバーを押す回数が増えていったんだ。
このとき、ネズミが「レバーを押す」行動がふえたのは、エサ(=うれしいこと)があとに起きたからだね。
スキナーは、こういうふうに行動のあとにうれしいことが起きて、行動がふえることを「強化(きょうか)」と呼んだよ。
そして、エサみたいな「うれしいごほうび」のことを「強化子(きょうかし)」って言うんだ。
まとめ
「オペラント条件づけ」は、わたしたちがふだんの生活で体験してることでもあるんだね。
- うれしいことがあると、またやりたくなる
- イヤなことがあると、やめたくなる
次回は、この「うれしいこと(=強化)」や「イヤなこと(=罰)」について、もっとくわしく見ていこうね!
3択クイズで復習
Q. オペラント条件づけで、「行動のあとにいいこと(ほめられる・ごほうびなど)がある」と、その行動がどうなることが多いでしょう?
- しなくなる
- 同じだけつづく
- もっとやるようになる
正解!
不正解...
正解はもっとやるようになるです。
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どう?正解したかな?
次回のクイズもお楽しみに!
📖参考文献・出典
・実務教育出版(2023)『心理学検定 一問一答問題集[A領域編]』
https://books.jitsumu.co.jp/book/b213885.html
・実務教育出版(2022)『心理学検定 基本キーワード[改訂版]』
https://books.jitsumu.co.jp/book/b194278.html
・有斐閣(2021)『心理学』
https://www.yuhikaku.co.jp/books/detail/4641053693
・「心理学用語の学習」『古典的条件づけ』
https://psychologist.x0.com/terms/111.html
これはオペラント条件づけの「強化」だったね!